手もみ製茶ワークショップを開催しました!
こんにちは!地域おこし協力隊の菊地&山崎です。
みなさん、川崎町古関地区でお茶が栽培されていたってご存知でしたか?
昔は仙台市や白石市に販売していたお茶の産地だったそうですが、
自家消費に変わっていき、今では自家用に作る人もなかなかいなくなってしまったそうです。
現在茶畑はなくなってしまいましたが、お茶の木が残っているお宅にご協力いただき、
茶摘み&手もみ茶作りのワークショップを開催することができました。
新茶は5月頃に茶摘みをしますが、今回は番茶。
新茶に比べると固いですが、同じく『一芯二葉』を摘んでいきます。
茶摘みの途中、可憐なお花を発見。
お茶の花は、だいたい10月頃に咲くみたいですが、ひと足早く一輪だけ咲いていました。
使用している収穫かごは、絵本の広場<外部リンク>の佐藤牧さんが、町内のかご編み名人Sさんと
一緒に作ってくれました!白とベージュは竹かごのイメージ、赤と青は茶摘み娘のイメージです。
参加者の中に写真が得意な方がいらしたので、私たちも記念に撮っていただきました(^^)
お日様もちょうど良い具合で、みなさんとお話をしながらワイワイと楽しい茶摘みタイム。
1時間半くらいでこのくらいの量が収穫できました。
お昼休憩をはさみ、次はSPRINGに移動して手もみ茶作りです。
お茶作りの講師として、おとなり蔵王町の台湾喫茶慢瑤茶<外部リンク>の佐藤將宣さんに
来ていただきました。緑茶も紅茶もウーロン茶も、もとは同じチャノキの葉っぱ。
発酵の具合や作り方によって、変わるようです。
お茶の葉を蒸した後、中華鍋とホットプレートのふた手に分かれて、
揉捻(もみの作業)と乾燥を繰り返していきます。
交代して水分補給と休憩をしながら、約2時間。
川崎町産の手もみ茶が完成しました!
そしていよいよ、出来立てのお茶を試飲です!
みなさんからは、「あっさりとして美味しい」「ピュアな味」などの感想が。
お茶っ葉をさらに炒って、ほうじ茶もいただきました。香ばしくなり、また違った美味しさでした。
みんなで作ったお茶は格別ですね~
今回出来上がったお茶をみんなでわけて、オリジナルパッケージを作成してみました。
それぞれの個性が出ていて、みなさん素敵なパッケージになりましたね(^^)
SPRINGにはこの包装機が置いてありますにで、商品開発にパッケージ試作に、ぜひご活用ください!
1日がかりの作業でしたが、みんなでやるとあっという間で楽しかったですね(^^)
いまとなっては貴重な川崎町産のお茶。今回のワークショップで、町の歴史や、
暮らしを体感するきっかけになりました。昔ながらのお茶作り、続けていけたらいいなと思います。
ご参加いただいたみなさん、ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました!